
航空機のタイヤというのはその重量によりつぶれて変形しています。
ご自身の乗っている車でもタイヤの接地面すぐ上は変形してますよね。
これを再現することにより重量感がマシマシになると言うわけです。
アフターパーツにはよくレジン製のタイヤがあり、当然この変形が再現されているわけですが、なにぶんにもお金をできるだけかけたくないモデリング。
自分でできることはしてしまいます。
もちろんホイールなどのディテールが秀逸なレジンパーツを使うのはそれだけでも意味があるものにはなりますね。

まずは接地面を平たく削ります。できるだけやすりを一定の方向に走らせて曲面になってしまわないように気をつけます。
それと私はやらかしてしまったのですが、このキットのタイヤは上下が決まっているのでちゃんと確認して接地面を探しましょう。

マジックなどで接地面を塗っておけばタイヤによって空気圧が違うと言ったことにもならないかと思います。
車のタイヤでハガキ1枚分の接地面積と昔のCMでありましたよね。
ブリジストンでしたっけ?
そんなイメージで削っていきます。
削り過ぎてパンクしたようにならないように注意します。

次にポリパテを使って、つぶれて横に広がったところを再現します。
実際に広がっているところよりも広めにポリパテを盛っておき、サンディングする時に形を整えます。
状況によってはサンディング前に溶きパテを追加する場合もあります。
形を作るときはご自身の車のタイヤを見ながら、どんな曲面構成になっているかを頭の中に叩き込んでおきましょう。
まあ叩き込まなくてもイメージを捉えることができればいいと思います。
Rになっているところ、逆Rになっているところがあり、意外に複雑な曲面構成ですよ。
曲面の研磨になるので柔らかめのスティックやすりが研磨には適していると思います。

ランディングギアをいじくるついでなので、脚柱にまとわりついているケーブルやオイルラインを作っていきます。
私の場合は昔の荷札(死語)に使っていた銅線に亜鉛メッキがなされた金属線をたくさん持っているのでそれを使っています。
別にただの銅線などでもいいと思いますが、できるだけ柔らかい金属がいいですね。
ある程度形を整えてから接着するのがいいと思います。
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