ダイソーの”超吸収スポンジ”をコンパウンド に使ったら感動

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カーモデルテクニック
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研ぎ出しが終わったボディにコンパウンドをかけるのですが、いつも使っているマイクロクロスではなくスポンジを試してみたいと思います。

タミヤからはメイクアップ材に専用のスポンジのラインアップもありますが、100均で販売されているスポンジでも可能でしょうか?メリット・デメリットを検証していきます。

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ダイソーの超吸収スポンジ

実は以前に車のワックスがけで使っていたウレタンスポンジを使用した経緯があります。
確かあれはガンプラでしたね。シナンジュだったと思います。
その時に意外に使い勝手が良かったのですが、その後カーショップに行っても同じものが見つからず、そのうち記憶の彼方に消えてしまいました。

さて私がよく行くダイソーで物色してみたところ使えそうな高密度タイプのスポンジが超吸収スポンジというもので見つかりました。
間違ってもスコッチブライトがくっついてるスポンジを購入してはいけません。

手にとってみると不思議な感じ。
密閉された袋の中に水滴が。水を含んだ状態で販売されていました。
後ほどその訳が判明します。

部品点数も少なく非常に組み立てやすいキットですが、完成品のクオリティは素晴らしいものになっています。今回私はサファイヤブルーで仕上げていますが、非序に難しい色で苦労しました。

使用感

このスポンジ、実は水分がなくなると高野豆腐の様にカチカチになります。
指で弾いた時のカンカンという音に快感を覚えるほどです。
当然このカチカチの状態ではハサミで切ることはできません。水に漬けるとものすごい勢いで吸水してふにゃふにゃになります。

適当な大きさにカットしてコンパウンドがけに使用しますが、荒目なら荒目専用としてスポンジを用意するのがいいでしょう。
スポンジについたコンパウンドは水で容易に落ちますが少しでも残っていた場合、次の目で無用な傷が入ってしまいます。

また使用前に水分をキッチンペーパーなどで十分に吸い取っておくことが肝心です。
実際に磨いてみて気づいたのは重い。
いや、スポンジが重いのではなく磨く感触が重いということです。

思うに
クロス以上に密着する面積が広いため摩擦が大きくなり重いということではないでしょうか?
ということはですよ
コンパウンド で磨く作業も捗るということではないでしょうかね?

検証

フィニッシャーズのオートクリアを2000番>>ラプロスの8000番まで使って研ぎ出しを行いました。
途中メラミンスポンジも使っています。

使用するのはタミヤの粗目・細目コンパウンドとハセガワのセラミックコンパウンド 、仕上げにプレクサスでコーティングしています。

結果からお話しすると磨きやすいです。
先ほどお話しした様に重いという感触は違和感を抱きますが、磨いてマイクロクロスで拭き上げてというのを3回も繰り返せば終了します。

私の場合、研磨作業は縦方向で磨いたら横方向で磨いていますが、磨きあがりの状態も確認しやすい。
ただコンパウンドの油分もスポンジが吸い込んでいくので、クロスによる拭き上げが少しだけ時間がかかります。
重いのはこの油分の吸い上げにも原因があるんでしょうね。

途中席を離れることがあり、作業再開時に全てのスポンジを同じ器で洗って使用しました。
するとセラミックコンパウンドで磨いたところに傷がついています。
おそらく水に溶け出した粗目コンパウンド の粒子がスポンジについていたものと思われます。

スポンジの洗浄は流水で行ったほうが良いみたいですね。

メリット・デメリット

メリットとしては
コスパに優れている点ですね。百円でおそらく私の残りの人生行けそうですw。
また私自身は効率よく磨けると感じました。
スポンジなのでかなり細かい部分にも入り込んでいけます。
結果としてきれいな仕上がりに持っていくことができていると思います。

デメリットとしては
乾き始めると表面に皮が張ってくる様になり硬くなっていきます。
これが傷をつけてしまう可能性もあります。表面が乾き始めたら水分補給してやりましょう。

クロス以上にエッジの部分には要注意ですね。磨きすぎてしまって塗膜がなくなる可能性があります。

最後に

今回はこれは使えるのではないかな?ということで超吸収スポンジを試してみました。
期待以上の結果となり大変満足しています。

GR 86はTS45レーシングブルーを使ったのでエッジの塗装欠落が半端なく発生。
過剰な筆でのタッチアップを余儀なくされてしまいました。といったオチもお伝えしておきます。

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