TAMIYA 1/24 FAIRLADY 240ZG|研ぎ出し コンパウンド篇

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カーモデル

前回の作業で水研ぎを終わらせました。
今回はさらにコンパウンドで磨いて研ぎ出しを進めていきます。

使用するコンパウンドはタミヤ コンパウンド 粗目、細目とハセガワのセラミックコンパウンド。
コンパウンド の種類によってクロスを使い分けましょう。

コンパウンドが3種類なのでクロスも3枚用意します。
タミヤのメイクアップ材シリーズ コンパウンド 用クロスというのが3色になっていて使いやすいと思います。
私の場合ピンクは粗目、水色は細目、白はセラミックコンパウンドと使い分けています。
最後の仕上げで使うコーティングワックスも白いクロスを兼用します。

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タミヤコンパウンド粗目

研ぎ出しにしてもそうなのですが、どの面を終わらせたか非常にわかりにくい状況が続きます。
ご自身において研ぎ出しをする順番という物を決めておいた方が良いでしょう。
私の場合は屋根>後ろ>右>左>前のおおよその順序でいつも磨いています。

艶が出てくると水研ぎで発生した深めの傷が顔を出すことがよくあります。
今回もちらほらと全体に見受けられたので、改めてラプロスの6000から磨きなおしました。

今回は塗膜の硬いフィニッシャーズのオートクリアを使用したので、当然研ぎ出しにかける時間は増えるのですが、いつもと同じように磨いていた自分がいました。
あれ?と思ったら一歩戻る勇気は必要ですね。

それでは気を取り直して粗目コンパウンドで磨いていきます。
コンパウンドは磨きたい範囲にまぶす様に均等においてやり、クロスで磨きます。

コンパウンドと言えども研磨剤で磨いていくことには変わりありません。
磨き終えたところを見ると微細な磨き傷があります。
なので水研ぎの時と同じようにクロスを走らせる方向を考えながら、前の傷が消えたかどうかの確認というのは必要になります。

ラプロス8000でついた傷が消えてしまえば、タミヤコンパウンド粗目の仕事は終了ということになりますね。

コンパウンドの注意点

基本的には水研ぎと同じようにエッジなどに対する配慮が必要になります。
つまり磨きすぎると下地が顔を出してしまい、タッチアップなどある程度の塗り直しになるということですね。

特に今回はボディにリアゲートなど接着してしまいました。
水研ぎなどの過程で幾らか塗料は落ちているので、この段階での塗装の剥がれは覚悟しておかなくてはいけません。

リアゲートは裏側に押さえがないため、上から押すとたわんで動きます。
磨きにくくもあり、その分エッジの塗料も極端に薄くなっています。
私自身もこの段階で何度も筆でタッチアップを行いました。

何事も追いかけすぎるのはよくないですね。

マルーンでタッチアップを行い、その後クリアもタッチアップしてポイントで研ぎ出しをしています。

タミヤ コンパウンド 細目

粗目コンパウンドでの磨きが終わったら、中性洗剤でコンパウンドの粉を洗い落として細目コンパウンドに移行します。

この時、粗目で使ったクロスを使ってしまうとクロスについた粗目コンパウンド で磨いてしまうことになってしまうのでクロスを交換します。
そのために色違いのクロスを用意しました。

ちなみにクロスについたコンパウンドを洗う時は、お湯に洗濯洗剤を入れて手洗いをしています。

すすいでやって最後に柔軟剤を入れたお湯につけて、硬く絞って干しておきます。

何かが写ってしまっているのをおわかりいただけるだろうか?

磨き作業を進めていき表面に艶が出てくると、十中八九前に磨いた時の磨き傷が見えてきます。
そんな時には一つ二つ前の工程に戻って磨き直していきます。

戻る勇気も必要ということですね。
この様に確認と修正を繰り返しながら磨いていきます。

コンパウンドが終わったら都度都度コンパウンド の粉を洗い落とします。

ハセガワセラミックコンパウンド

細目コンパウンドがけ終了後の洗いを済ませたらハセガワのセラミックコンパウンドで磨きます。
こういった液状のコンパウンドやワックスは底に研磨剤が沈んでいるので、しっかりと攪拌します。

クロスに取る量はほんの少しでいいでしょう。
磨き上げ後に拭き上げる時の滑りが違っていて快感を覚えます。

ここまで磨いてきて艶が出てくると、改めて新たな小傷が見つかります。
小さな傷がいくつかあるみたいなので、マスキングテープの小片でマークしておいてまとめて磨き直すといいでしょう。

磨き終えたら車用のプレクサスでコーティングします。

映り込みの調整

コンパウンド終了後のボディ表面を見ると、光の映り込みの美しさにため息が出てしまいます。
しかし光の輪郭を辿ってみると直線であるはずの映り込みが1箇所だけギザギザしている。

原因はおそらく研ぎ癖だと思うのですが、一定方向のみ研磨をしていて表面が波打ってしまったということだとおもます。
このままでは少しかっこ悪いので、私の場合はそのポイントのみラプロス8000から磨き直しています。

ただあまり削ればまた塗膜が薄くなってしまって下地が出る可能性もあるので、その辺はさじ加減なんですけどね。
これぐらいならばいいだろという自分自身の許容範囲が必要だと思います。

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