研ぎ出しの方法

スポンサーリンク
カーモデル

ガイアのEXクリアを塗装後、2週間弱経ちましたので研ぎ出しの作業に入ります。
実は数日前に少し2000番の耐水ペーパーを入れてみたのですが、若干の抵抗を感じたので中止しました。
奥底の有機溶剤がまだ多く残っているのかもしれません。

プラモデルの代行制作も承っています
当サイトの制作代行サービス
映画で見た素敵な飛行機や憧れの自動車・バイクなどのミニチュアをお手元に

研ぎ出しとは

エアブラシで塗装した場合、塗料の粒子を空気圧で吹き付けていくわけですから、塗膜というのは塗料の粒で構成されているわけです。
そのままではザラザラな表面なので、これを研磨してツルピカにしていくわけです。

イメージとしては最初はザクッと後半は繊細に。
彫刻と同じですね。

研磨スポンジシートと耐水ペーパーの使い分け

私の場合最初の水研ぎはタミヤ研磨スポンジの3000とDIYショップで販売している安価な2000番の耐水ペーパーを使い分けています。

比較的平滑な箇所は2000番の耐水ペーパーを使い、コーナーや緩くえぐれているような所は研磨スポンジを使います。

タミヤ フェアレディ300ZX(Z32)の場合、リヤスポイラー横に深くえぐれているところがあります。
ここは研磨スポンジは使えないので、耐水ペーパーを小さく丸めて磨きます。

全体に塗料の粒子でできた山を落として、白っぽくなるまで磨きます。
目安としては光を反射して光るところがなくなるまでです。

研ぎ出しの注意点

窓枠のチリなどはこの段階でちゃんと均しておいた方がいいでしょう。
こういったところが残っていると、研ぎ出しを進めていきボディが輝いてきた時にものすごく気になるからです。

光を反射しているところが磨けていない部分です

この後全ての研磨作業に言えることですが、塗膜を薄くしていくわけなので磨きすぎると下地がコンニチハと顔を出してしまいます。
できるだけ力を抜いて磨いていくのがコツとも言えます。

特に注意しなくてはいけないのがエッジです。いわゆる角ですね。
ピラーやスポイラー先端、ホイールアーチ周り、プロテクションモールなどに存在します。

こうしたエッジはできるだけ磨かないくらいの気持ちで挑みましょう。
人によっては細くマスキングテープを貼ってガードする場合もあります。

メラミンスポンジも使う

車体全体を2000番の耐水ペーパーで磨くことにより塗装表面はほぼ平らになりました。
しかしこれは同時に車体全体にサンドペーパーでまんべんなく傷をつけたことになります。

この傷を徐々に細かくしていき艶を出していくのが研ぎ出しということになります。

ここで私が使うのが「激落ちくん」に代表されるメラミンスポンジです。
水をつけながら磨いています。

これで磨くとざらっとした触感がサラッとした触感に変わります。
見た目もマットカラーのようなきれいな艶消しとなってきます。

やすりの番手に対応しているものではないので比較対象にはなりませんが、透明プラ板に傷をつけたところ3000〜4000番に該当するように見えました。

ラプロス6000>ラプロス8000

GSIクレオスのラプロス6000、8000を使って更に磨き込んでいきます。
メラミンスポンジでマットになったところを磨いていくと、今度は徐々に映り込みが見えてきます。

同時に表面が波打っているところも確認できますので、そういったところはまた2000番の耐水ペーパーから磨き直しています。

水研ぎはこの作業までになりますね。

コンパウンドがけ

私は入手のしやすさからタミヤコンパウンドとハセガワのセラミックコンパウンドを使っています。

コンパウンドで磨いた後は中性洗剤と歯ブラシでスジボリなどに残っている研磨剤を除去します。

粗目>洗車>細目>洗車>セラミックコンパウンドの順序で磨いていきますが、ガッツリ磨くのは粗目になりますね。

快感と言っても過言でないくらいこの作業で艶が出てきます。

ワックスは必要か

色々なメーカーからプラモデル専用のワックスが出ていますね。
ワックスはかけた方がいいと思います。
表面保護の役割もありますから軽微な傷がつきにくくなるはずです。

私自身は実際に愛車(ホントにたいした車ではないですが)で使っている「プレクサス」というスプレータイプのコーティングワックスをクロスにとって塗り込んでいます。

ちなみに私はこのプレクサスをクリアパーツの仕上げにも使っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました