前回貼り付けたコーションデータ の透明ニスを目立たなくするために、デカールの周囲を含めてクリアを厚吹きし3Mウルトラファインの研磨スポンジで削っていました。
ウトウトしていて塗装面が傷ついてしまったところはウェザリングの一環として…(^^;
研磨して嵩を下げるのはデカールの上だけでいいので、できるだけ他の部分は削らないようにしたいものですね。
状況によっては磨いてクリアを塗って、段差が気になるようならまた磨いての繰り返しを行い、どの程度まで研磨すればいいのかを見極める必要はあります。
ただしあまりクリアが厚すぎるとリベットのモールドが埋まってしまうので、そこはさじ加減ですね。
デカールがほぼフラットになったら全体を3Mのマイクロファインで軽く均します。
その後好みの艶に調整した仕上のセミフラットクリアーで全体をコートします。
ここで重大な失敗!
全体の艶を整えたのち、ウォークウェイなどにフラットクリアを吹いたのですが、マスキングをはがしたらデカールを持ってかれてしまいました。
そもそもがマットにするところを先に塗っておいてマスキングしてから全体にトップコートすべきでした。
デカールを使う場合はトップを塗った後にデカールの順序ですね。
デカールの貼り方に問題があったのか、クリアが薄かったのか、弱粘マスキングテープが強すぎたのか、定かではありません。
少なくともマスキングテープではなくマスキングゾルを使っていれば、回避できた問題でしょう。
手段を知っていて、それを使わなかったために問題が生じてしまう。
これほど悔しいことはないですね。
でも起きてしまったことは仕方ない。
タッチアップを楽しむことにします。
若干の色の違いはやむを得ないですね。デカール一枚分剥がして描いてしまった方が良かったのかもしれません。
むしろ本当に正しい方法はデカールを剥がしてしまい、メーカーにデカールを注文。
そして貼り直すといった、時間はかかりますがいたって簡単な方法にはなります。
ただ私はあえてイバラの道を歩みました。
念のためにデカール保護のためにクリアを塗装後マスキングを行うのですが、ここでもまだマスキングフィルムのことを忘却。
相変わらず手の甲でマスキングテープをペタペタして無事だったところをマスキング。
色を大体合わせてエアブラシで塗りました。
マスキングテープを剥がすと…
やはり一部デカールを持ってかれてしまいました(笑)
年寄りというのは一度決めたことを貫いてしまうものなんです。
残りのタッチアップは流石に筆塗りで行いました。
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