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発売日よりほんのわずか三日程度早めに入手できました。
たまたまいつも伺う模型店にフェアレディ240ZGのボディ色マルーンを購入に行くと、カウンターの上に3個ほど置いてあったのです。
購入可能かどうか半信半疑で確認してみると「いいよ〜」とのお答え。
早速注文してあったAmazonの予約をキャンセルしていました。
早いほうがいいですもんねw
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主翼
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最近のタミヤの部品設計はすごく興味深いものがあります。
それを見るだけでも楽しいと思うのは僕だけでしょうか。
開梱してまず目に飛び込んできたのが主翼のパーツとその薄さ。
箱を持った時は意外なほどの重量感を感じていたのですが、箱を開けて主翼の薄さが第一印象だったので少しばかり驚いてしまいました。
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裏側にはところどころ不思議な形の凹みがありますが、もちろん裏面にびっしりとリブが打たれていて強度上の問題点はありません。
枠の形なども工夫されており、プラスチックをなるべく使わないよう、少なめの樹脂で製品を作ろうといった環境への配慮を念頭においた設計がなされている様な気がします。
パネルライン も複数の幅で表現されており好感が持てます。
また主翼は空母収納時の主翼折りたたみ状態を選択するのも可能となっており、その折りたたみ部の機構もモールドで再現されています。
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細いパイピングなどを施してやれば、かなり実感あふれるディテールを再現できるのではないでしょうか?
胴体
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今後のバリエーション展開のためか、少し不思議なパーツ構成がされています。
特に胴体は右側が前後2分割されており、もちろん無駄な歪みが出ないように非常に大きな固定タブが確認できます。
胴体下の補助エアインテークから覗けるエンジン下部のディテールはレジンのアフターパーツを思わせるようなディテールが施されていて製作意欲を掻き立てられます。
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ジェットノズル周辺の部品も大きめに分割されているので、これもバリエーションの展開が期待できるのではないでしょうか?
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またエンジン後部の耐熱板には凸リベットが再現されており、実機そっくりな様相を呈しています。
金属の焼け色をなんとか再現したいところで、ここは腕の見せ所となりますね。
胴体背面は別パーツとなっており、合わせ目はここでも生じません。
ここは造形村のFー4Eと同じようにパテをうまく駆使して、パネルライン の幅を揃えてやる必要はあると思います。
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コックピット
イジェクションシートや計器盤も期待通りのディテールが追及されています。
後席の床には点検口でしょうか?パネルラインがモールドされています。
シートベルトはデカールでの表現になっているので、好みで板鉛を使うとか、エポキシパテで造形するとかすればいいでしょう。
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デカールを貼るか塗装で塗り分けるか悩むところではあります。
もちろんデカールが失敗のリスクがなく手っ取り早いのですが、ここは塗装を行って個性を演出してもいいかもしれません。
胴体下部サイドワインダーのレール最前部は微妙なカーブが形成されていて、このキットのアピールポイントにもなっていると思います。
パイロット
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パイロットのフィギュアは4部品から構成されていてヘルメットには部隊専用のデカールが用意されているので、そのまま塗装するだけで実感こもったファントムライダーを搭乗させることができます。
エンジン
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エンジンはノズルダクトを入れて両側で12個のパーツから構成されています。
特にジェットノズルの裏表は非常に細かいモールドがされており、思わず唸り声をあげてしまいました。
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尾翼
垂直尾翼は前縁部が別パーツの構成になっていて、これもやはりバリエーション展開を予測させるものとなります。
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惜しむらくはその前縁パーツが左右分割となっているくらいですね。
これを一体化させるのはタミヤであれば難なくできたでしょう。
しかしそのために幾らか価格が上がってしまうのもアレなので、ここはモデラーの側でしっかりと合わせ目を消してやろうではありませんか。
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水平尾翼は内部フレームで角度が固定されているので、角度を誤って接着してしまうといったミスは皆無だと思います。
簡単に部品の内容を見てきましたが、このキットはやはり組み立ててみないとその真価は感じ取ることはできないと思います。
パーツを見ているだけでは想定の域を出ることはないですから。
ただ想定をすればするほど非常に製作意欲を掻き立てられるキットだと思います。
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