プラモデルにはデカールがついており、水につけて貼るだけでエンブレムなど簡単に再現できます。
デカールが使えなくなってしまった
手軽にマーキングが再現できるデカールですが、しかしこんなことはないでしょうか?
かっこいいマーキングのデカールがない、貼り付けに失敗してデカールが使えなくなってしまった。
実は今回レドームの塗装ラインを間違って把握してしまい(つまり機首部品の接着線で塗り分けてしまいました😅)デカールを剥がさざるを得ない状況になってしまいました。
マスキングテープの切り方
メーカーに部品請求という方法も考えましたが、送料に代引き手数料。少しもったいないですね。
なので今回は塗装で再現することにしました。
というよりこれがいいタイミングと造形村Fー4Eファントムには練習台になってもらいました。
デカールは粉々になってしまってるのでトレースするわけにもいきません。
塗装図がちょうど1/48なのでこれをマスキングテープに写し取ります。
塗装図にテープを貼ってマジックペンで書き写すだけです。
場合によっては機体にテープを貼り付けてペンで書き込んだ方が良い場合もあります。
マスキングの貼り付け
塗装図は横から見た平面な絵ですから多少の誤差は生じます。
そこを見越して使えるものができました。
白、赤、黒の三色なのでマスキングは3回作らなくてはいけませんが、一色塗ったら貼り足していけばいいのでそれほど苦労はしませんでした。
塗る順序としては白>赤>黒の順になります。
注意点としてはちょうど真ん中でL字状に曲がっており、どうしてもテープが浮いてしまいます。
これはテープの裏にマスキングゾルを爪楊枝で注入し対応しました。
塗装後の修正
歯の部分でマスキングが微妙に浮いており、赤が漏れてしまったところがありましたが、ここは筆塗りでタッチアップしました。
輪郭の黒い線は面相筆を使って描き込んでいきます。
まとめ
手書きの利点としては送料の節約(笑)以外にも、気に入ったマーキングを行うことができる、デカールにはない塗装としての一体感が期待できる、手作り感を味わうことができる(笑)などが挙げられます。
今回の手書きはここまで。文字の方はデカールを使用しますね。
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