Hasegawa 1/48 F/A18C HORNET “Chippy Ho FINAL” vol.1

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エアークラフトモデル
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ハセガワの1/48F/A-18ホーネット”チッピーHo!”の製作をしていきます。

久しぶりのハセガワ1/48でございます。
このブログにはUPしていませんが、3年ほど前にF-14A太平洋空母航空団を作りました。

今回のホーネットは2012年の製品とのことで、決して新しいキットではありませんが、先の1988年発売のF-14Aとは設計コンセプトに世代差を感じます。

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簡単にレビュー

30年前はほとんどハセガワしか作っていなかったのですが、いつしかプラモを作らなくなり3年前から出戻りました。
その空白の期間に出てきたキットは私にとってはニューキット。
世に出回っているほとんどが自分の中ではニューキットなとても幸せな人生を歩んでいるざわきょんでございます。その中に今回のF/A-18Cも含まれているわけです。

ただこの3年間怒涛の如く最近出たキットを完成させている身から言えば、やはり10年前のキットには結構アラが見受けられます。
ただそれがハセガワ 色と言えるのかもしれません。

ボーディングラダー・HUD・チャフディスペンサー・メーターパネルの一部がエッチングパーツでついてくるのは嬉しいです。
また脚柱はホワイトメタルとなっているのでそこそこの精密感があります。

脚収納庫ドアの裏には押し出しピンの跡があります。

主翼のエルロン・フラップ・スラットは下げ位置が選べる様になっているので、今回は下げ位置で製作していきます。

デカールは大判のもので2008年のものと2010年のもの2種類から選択ができます。
2010年の方で進める予定です。

今回は10年前のもので心配していましたが、見たところ大丈夫そうです。
使わないところでテストしてみて割れてくる様であれば、マイクロのデカールフィルムで対処します。

製作

キットが古いせいかそこここにバリがあるし、成形のエッジ近辺は捲れ上がりも見受けられます。
主翼端など平らで無くてはいけないところに大きくパーティングライン があるのでヤスリのオヤジを使って削っていきます。

ヒケもそこかしこに存在。ここはポリパテで軽く埋めてやれば事足ります。
またパネルライン も少し消えかけているところがあり、これはスジ彫りを入れてやれば解決する問題です。
こういったところは部品のうちに修正しておいた方が良いでしょう。

このキットを指して合いが悪いとの声が囁かれてはいますが、仮組んで見たところ決して合いが悪いとは思えないんですよね。
少し手を入れてやれば、この前作ったレベルのF/A-18Eよりもかなり右上を行っていると思います。

気がついた点としてはインテーク周りの組み立てがかなりやりにくい。
ここはインテークベーン裏側のパーツを先に接着してしまうことにしました。
これでかなり作り易くはなるはずです。

接着用のタブがほとんどないので、合わせ目の裏側にプラ板を仕込んで接着の強度を出す必要があります。インテークのRのところは他のキットで余ったパーツを使いました。

胴体のパーツやエアインテークなど3つのパーツ4つのパーツ突き合わせで、浮き沈みが生じかねないところもあります。

こういった箇所をどの様に組んでいくか仮組みを行って計画の策定をしてみると良いでしょう。

組み立てながら塗装の順序を考えていきます。

コックピットの中は機体を貼り合わせる前に塗っておかなくてはいけないのですが、下塗りやシートなど に黒を使うのでタイヤも一緒に塗ってしまいます。

パイロットの下塗りも黒。ちなみにパイロットに操縦桿を握らせるには少し工夫が必要。
私は操縦桿をグリップの真ん中で切り離して塗装後に握らせました。

仕上がりが黒になるところはグレーサフを、仕上がりがグレーになるところは黒サフを塗ります。
エンジンノズルの下塗りも黒なので一緒に進められそうです。

このキットはエアインテークの中にファンが再現されていなく中が見えてしまうので、内部はインテークより後ろを黒く塗っておいた方が良いでしょう。
つまり黒く塗るところは全て塗ってしまう魂胆です。

サフェーサー塗装後それぞれのサフェーサーに仕上がりとなる色を塗りますが、仮組みを行いキャノピー方向からグレーを塗ることにより、コントラストを与えています。

シートやメーターパネルは上部からチャコールグレーを軽く塗ってハイライトを表現します。

メーターパネルの黒は筆で塗ります。ただしエナメルカラーで塗ってしまうとこの後のドライブラシで取れてきてしまうので、ラッカーか水性アクリルを使います。
ドライブラシ後にスイッチ類の塗り分けをすれば良いでしょう。

パイロットはカーキグリーン系の三色ほどを使って明暗を表現していきます。
隣り合って色同士を滲ませることで多少のグラデーションを与えることができます。
最後に薄くしたカーキグリーンを全体に軽く塗ることで色同士は馴染むと思います。

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