ディテールアップ とRAMマスクシールを使った塗装【TAMIYA 1/48 F-35A LIGHTNING Ⅱ】

スポンサーリンク
エアークラフトモデル

2機同時制作のタミヤF-35Aですが、機体の組み立てまでは全く同じ内容で進めました。
ここからは違うことをして差別化を計りたいと思います。
米軍仕様で作る2機目はビーストモードで作りますが、1機目での反省点を即反映していきます。
同時進行で作る利点は反省点を覚えていることだと思うんですよ。最近はすぐに物事を忘れてしまうのですw

まずはRAMを塗装で仕上げたいと思います。
↑写真1機目の空自仕様はキットのデカールを使いましたが、RAMにモールドされているリベットやパネルラインがほとんど見えなくなりました。

カットしたり穴を開けたりしてみましたがあまり差はなかったので、デカール自体の厚みなのかあるいはモールド自体が繊細なのかどちらかだとは思います。

プラモデルの代行制作も承っています
当サイトの制作代行サービス
映画で見た素敵な飛行機や憧れの自動車・バイクなどのミニチュアをお手元に

サフェーサー

ウェポンベイは使わないドアを利用してマスキングが可能となっています
ドアをマスキングゾルで貼り付けることで塗料が漏れるということもないでしょう。
外す時は中性洗剤を溶かした水につけておけば、簡単に外すことができます。
主脚前脚のドアも足をつけなければおそらくマスキングに使える様な気もします。
キャノピーも同様なので今回はマスキングしたキャノピーを仮止めして塗装することにしました。

キャノピーのマスキングですがキット付属のマスクシールはカットされていません。
マスクシール同士がかち合うところはざっくり切り出せばいいのですが、フレームに接するところは正確に切り出す必要があります。
ナイフは立てないで寝かして使ったほうがいいでしょう。
曲線を切る時はナイフを回すのではなくシートの方を動かしながら切ります。

エアインテークやジェットノズルなどスポンジでマスキングをしてサフェーサーを塗っていきます。
いつもはブラックサフェーサーを塗ってホワイトでハイライトを入れていくのですが、今回はSu-27で使ったダークグレーサフを使用してみます。
使用してみますというか、間違って塗ってしまっただけなんですけどね。

サフェーサー表面を1500番で研磨後、いつも通り白で模様をつけていくのですがグレーに白のハイライトを塗ってもコントラストがなくあまり意味がありませんので、黒と白を使って下地の模様(ハイライトとプレシェーディング)を入れていくことにします。

ステルスグレー

塗装色自体もいわゆるステルスグレーに近づけていこうという魂胆です。
キット指定の調色比はかなり合っている気がするので、調色した機体色にマイカシルバーを20%ほど足してみました。
薄いグレーは少し艶がない様なのでベビーパウダーを添加しました。

おおよそイメージした感じが得られたのでこの調色で今回は進めます。
機体色を塗りましたが、シルバー具合はなかなかいい感じです。
なかなかいい感じなのが嬉しくてついつい塗り過ぎてしまいました。下塗りの効果はほぼゼロですね。

ギャラクシーモデル(モデルカステン)RAMマスクシール

1色目ステルスグレーの塗装が完了し、2色目のステルスグレーを塗っていきます。
1機目の機体表面が前述の様に残念な仕上がりになってしまったので、今回はギャラクシーモデルのマスクシールを使って塗装で仕上げていきます。


国内ではモデルカステンが取り扱っていますが、今回初めてアリババを利用してみました。
中にはどう見てもパチモンというのもありましたので気をつけたほうが良さそうです。
取り寄せに時間がかかるのも仕方がないとはいえ難点ですね。

一部間違いがあるところもありますし(タミヤのRAMデカール図を参考に貼っていきましょう)、多少のズレもあります。
どうも当たり外れがあるみたいでちゃんとカットされていないところもありました。
しかし使うのと使わないのでは作業効率が大きく異なります。
決して安い買い物ではないので、なんにつけ日頃から節約に心がけたほうがいいですね。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

シールは全部で352枚の構成です。
シールを貼りつけるためのアプリケーターフィルムも入っていました。
何枚かをまとめて貼りたいときに使うんでしょうね。

コックピット左側で複数のパネルが機体色で塗られるところがあるのですが、ここもパネルごとに複数のシールとなっているところがあります。
一枚づつ貼るのも面倒なのでアプリケーターフィルムを使えばいいのですが、マスキングテープをべったり貼ったほうが簡単です。

キットにはキャノピーが2つ入っているのですが、キャノピーマスクシールは1セットしか入っていませんでした。ここはキットのマスクシールを活用しておけばいいでしょう。

ノズルのマスクシールは必要ないでしょうね。

デカール

塗装が終了しマスキングを剥がしました。

デカールを貼っていきます。
いつもの様にクリアは使わないでデカールの下にマークセッターとマークソフターを使用して密着性を良くします。
こうすることでシルバリングも今のところは防げています。

デカールを貼り終わりデカール保護と合わせてデカールの段差を消すためにトップコートクリアをデカール周辺に厚めに塗ります。
デカール上のクリアを1200番〜1500番で削ることにより、周りとの段差が少なくなり目立たなくなります。
デカールの段差消しは周りのディテールやデカールそのものを傷つけない様に注意しましょう。
カーモデルの様に艶々にする必要はありません。

ウェザリング

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ウェザリングはスミ入れに伴う軽いウォッシングで済ませますが、あえてRAMのホコリが溜まりそうなところのみ強めに汚しを入れました。
具体的には油彩のバーントアンバーとアイボリーブラックで黒くして、その上からクレオスウェザリングカラーのサンディブラウンを軽く乗せました。
RAMのリベットなどとてもいいアクセントになったと思います。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

いつもは油絵具を使って行う退色なのですが、今回はできるだけメタリック感を残したいと思いました。
ただ油絵具にはシルバーやゴールドといった色がありませんので、今回はエナメル塗料で行います。
エナメルのフラットホワイトにフラットアルミを加えて、主翼上面にエナメルシンナーを塗りそこに作った色を乗せます。
あとは筆でボケ加減やその形状を調整していきます。

乾いた主翼を見るとあまり白っぽくはなっていないのですが、光の当たり方で鈍く白い反射光が確認できました。
これ以上やるとおそらくおかしくなってくるでしょうし、これはこれで面白い効果が得られたと思いますので、今回はこれで仕上げとします。

https://amzn.to/43LUsyk

パイピング

前回空自仕様は限りなくキットデフォルトで作り上げたので行いませんでしたが、主脚のパイピングをしていきます。

使用するのは0.3mmの糸ハンダと0.2mmの真鍮線です。
なかなか複雑な取り回しですが、実機の写真を参考に一部固定のための部品をプラ板で作ってトルクリンクにくっつけたりしています。

ノズル

ノズルは塗装をしてから組み立てます。
一つの部品を奥まで入れてしまうと全部は入らなくなるので全ての部品を少しずつ押し込んでいきます。
手で押し込むと怪我してしまいますから気を付けましょう。
ノズルと胴体は噛み合いそうですがそうはなりません。
間に隙間ができますが実機でもこうなっています。
その構造は不明です。

それではまた!

コメント

タイトルとURLをコピーしました