レスキューしてきたスピットファイア をつくろう【エデュアルド スピットファイア LF Mk.Vc】

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エアークラフトモデル

プラモデルの購入先としてブックオフ界隈もよく行きます。
最近は価格が上がってしまっていることが多いのですが、少し前は比較的リーズナブルな値段でキットをレスキューしていました。
今回制作するエデュアルドのスピットファイアMk5も数年前にレスキューしてきたものになります。

エデュアルド1/48のスピットファイア は昨年夏にモデルチェンジされており、そちらも決定版キットとなっていますが、なかなかどうして今回制作する旧番もかなりの出来です。
財布にやさしいUSEDもまだまだ選択肢として残しておいては良いのではないでしょうか?

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レビュー

いつまでもクローゼットの奥に積んどいてもレスキューにはならないので、一旦制作依頼が止まってしまったこのタイミングでこいつを作っていこうと思います。
その前に簡単にキットレビュー。

2008年と外箱に書かれていますが、このキットはクルーのフィギュアが6体セットになっているリミテッドエディションになります。
機体自体はもう少し前のリリースだと思います。

要所要所のディテールを再現するエッチングパーツ、レジン製のエキゾースト、メーターパネルは塗装済みのエッチングパーツが2枚で構成されています。

クリアパーツの状態は若干悪く、歪みもあり傷も入っています。
表裏でやすりがけをしなくてはならないですね。

主翼翼端を切り詰めた低高度作戦用のLFなので、翼端灯のためだと思います。翼端全部がクリアパーツになっています。
主翼が胴体に接合される上下表面の造形はとても良い感じです。

胴体は所々表面が荒れているところがありますが、サンディングしてやればカチッとした仕上がりになるでしょう。

付属しているレジンのエキゾーストはキット付属デカールのフランス空軍仕様で使うものです。
プロペラは形状が違うものが2種類付いていました。

エッチングを含めた小さな部品のほとんどがコックピットで使うものとなり、インストも5ページに渡りコックピットの組み立てを指示しています。

仮組み

大まかに機体の部品だけで仮組みを行い嵌合性を確認していきます。
このタイミングでコックピットの側壁は接着してしまってもいいでしょう。

計器盤の部品が少し大きいため胴体に隙間が生じてしまいます。
計器盤の幅を少しだけ詰めて調整をします。
また右主翼が胴体のフィレットに少し被ってしまっている様に見えるので、右翼上部品の接着面を削って高さを下げてやりました。

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主翼下面前後と胴体の間には隙間ができるのでパテによる修正が必要になります。
翼内機銃カバーがそのままでは浮いてしまうので削り合わせは必須です。
他には水平尾翼のタブが大きい様なのでこれはやすりで削れば入る様になります。

しかしどれも組み立ての際大きな障害になるものではないでしょう。

全ての部品においてエッジの部分に捲れ上がりなどが確認できるので、気になる場合はやすりで削り落としておきます。
こういったところがシャープになっている作品はかっこいいのです。
主翼後縁が厚めなので同時に薄くしておきます。

リベットの打ち方

飛行機プラモにリベットの表現は必要でしょうか?

実機でもよほど近くに行かないと確認できない様なリベットをプラモデルに再現した場合、大きすぎておかしい。
その通りですね。これはパネルラインでも同じことだと思います。
キットに施されているパネルラインはどう考えても実機のそれとはサイズが異なりますし、重なりの表現も異なる場合がほとんど。

私はこう思うのです。
作品にリアリティを求めるのであれば、ある程度の嘘は必要。

この辺りご意見は色々あるかと思いますが、あくまでもそれぞれは表現方法ですから個人個人が納得する手法を取ればいいのかなと思います。

もちろん私自身今の方法は間違ってるといつも思ってますし、今の手法をさらに昇華させたいといつも考えてます。

それはさておき

今回のスピットファイアにもリベッティングしていきます。
リベットツールを入手してからは情報の範囲内でリベッティングは入れてやろうと画策するわけです。

手順は2回に分かれます。
組み立て前のリベッティングと組み立て後のリベッティング。

組み立て後は合わせ目消しなど行いますから、その周辺のリベットは消えてしまいます。
なので合わせ目が存在するパネルのリベットは組み立て後に入れていきます。
リベットラインを揃えることもできますからね。

まずは組み立て前のリベットをトランペッターのリベットツールを使って入れていきます。
前回P-38の時は上写真の様にサフェーサー塗装後にリベッティングを行いましたが、今回はサフェーサーの前に行ってみます。

海外モデラーのブログに図面がありましたのでプリントして参考にさせていただきました。

二重にしたマステを定規にして2Bのシャーペンで線を書いていきます。
この線を目安にリベットを打っていきます。
トランペッターのリベットツールは安価なのが魅力ですが、回りが悪くなる時があります。
そんな時は一旦ロックを解除したりしてやれば治るみたいです。

覗き込む様にして作業を進めないとリベットラインが曲がっていってしまいます。
もしミスった場合は溶きパテで修正はできますから、焦らずにゆっくりと作業を進めます。

彫り終えたリベットの周りはプラスチックが捲れ上がっているので、後ほど機体塗装前にでもサンディングをして洗剤と水で洗い流すことにします。

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