初めてのへアスプレーチッピング|タミヤ 1/35 M4A3E8

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AFV

頼まれ物でこっそり作っていました。

戦車のプラモなんてこの数年で2台作っただけ。
それも48と35でタミヤの10式戦車のみ。これはシン・ゴジラを見て無性に作りたかったからなんですけどね。

それ以前は40年以上前の中学生のころかなあ。よく覚えていません。

シャーマン はきっと初めてです。

まずはキットのインストの通り組み立てていきます。
戦車の面白いところは塗装を後回しにできるところでしょうね。
ガシガシ組み立てて行ける。

無論拘りたいところは拘ります。「そんなん当たり前にやってるよ」というところなのかもしれません。
例えばライトガードなどはできる限り薄くしていきます。
ディテールアップ 用エッチングパーツを使えばいいんだろうけど、お小遣いがね、少ないんすよ。
また車体に取り付けるところには隙間ができてしまうのでエポパテで溶接跡を再現します。

ホイールには極端な段差が生じていてナイフややすりで削っていましたが、最近のタミヤ で甘やかされてしまった身としては、途中から電動工具のお世話になりました。

サスペンションにはヒケが見られるので、ここもパテのお世話になります。

砲塔には鋳造肌のモールドがされているのですが、若干きれいすぎるようです。
今回は行いませんでしたが、全体に溶きパテを塗ったくり再現する方法もあるみたいですね。
ただ合わせ目を削ってしまうとそこだけ鋳造肌は消えてしまうので、パテを使ってうまいことごまかしておきます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

アンテナは例によって非常に短いのがついているだけなので真鍮線で再現します。
全体を組み上げたらいよいよ塗装です。

サフェーサーを何にするか悩んでいましたが、まずサフェーサーブラックで全体を塗装。
その後サフェーサーのオキサイドレッドで影以外の場所を塗っていく方法をとりました。
なぜかって?思いつきですよ、思いつき。
ついでにフラットホワイトで模様をつけてみたのですが、これは必要なかったかもしれません。

指定色のオリーブドラブを濃淡つけたモジュレーション塗装を行うのですが、今回は初めてヘアースプレーチッピングを行います。
最近はこのチッピング用のマテリアルもあるみたいですが、まずはみんな使っている「ケープ」を買ってきました。

どうせならば前に10式戦車の動画内で確認できたように、車体上部でオキサイドレッドを出したら面白いんでないかな?

ということでオキサイドレッドにヘアスプレーをかけます。
とりあえず全体にまぶしてしまいます。

その上からクレオスのオリーブドラブ2にブラックとマホガニーを混ぜて暗くした色を塗装します。

場所を移して水を使ってところどころの緑を剥がしていきます。
剥がすのは硬めの筆とか研磨スポンジ・爪楊枝とか使っていきます。

剥がす場所は基本的にフェンダーの角とか車体の角。気がついたらいろんなとこのエッジを剥がしていました。
それから人がよく歩きそうなとこね。
ただ、ここで出てきたオキサイドレッドは全てが残るわけではありません。

次の塗料が剥がれないようにクリアでオーバーコートした後、調色なしのオリーブドラブ2を塗ります。

こんな感じでモジュレーションの明度を上げるたびに、塗装>はがし>クリア>ケープ>塗装
と繰り返していきます。
モジュレーションは今回3段階に設定しました。
一番明るい色も適当に調色しました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

チッピングだけではなく車体塗装の色むらというか、そんなとこもこれで変化をつけていきます。
いつもアルミホイルやスポンジでマスクして塗ってるアレと同じことですね。

せっかくなので車体前面のデビルの赤いところにもチッピングを入れました。

当たり前なのですが、はがしてみると意外なところで効果的な剥がれ方になってすごく面白い。
ところが、ここはこう剥がれて欲しいんだよ。なところは意外に剥がれないものです。
つまり狙って剥がせるもんでもないということですね。
まあ、どっち道あとで筆塗りのチッピングを描き加えようと思っていましたから問題ないです。

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