
なかなかブログの更新ができないでいましたが、意を決して基本の基から進めてまいりたいと思います。
少し手法を変えまして製作終了まで編集を行い、1作品1ページとして進めたい所存です。
さてハセガワの1/200P-8Aポセイドンになります。
こちら飛行状態でのご依頼品となります、
まずはエンジンポッド内部の塗装をランナーにつけた状態で行い組み立てて合わせ目消しをします。
コンプレッサーファンは焼鉄色の指示でしたが、実機ではかなり暗い色なのでグラファイトブラックに少量のシルバーを混色して塗装。
後ろの排気口も内部塗装しておきます。

エンジンおよび主翼端のウィングレットを主翼に合わせてみて、わずかな段差を調整。
主翼に接着後は存在しないパネルラインを瞬着パテで埋めます。また接着線がパネルラインなところは溶きパテとシンナーを用いて底を作ります。
エンジンは塗装のしやすさを考慮してまずは主翼側に接着。どうしても胴体側が塗りにくいからね。
塗装後に胴体側に取り付ける予定です。

今回はキット付属のスタンドを用いるとのご指定なので胴体下のレドームはパス。
仕方ないですね。この機体は胴体前半分の長さのレーダーポッドを装備しますから、スタンドを設置する場所がありません。機体後部はおそらくバランス崩して転倒の憂き目に遭うでしょう。

機体各所のブレードアンテナはパーツを見ると羊羹を連想させるほど厚み満点。1mm厚かな。
オーダーを受けた時点で金属パーツへの換装を考えていました。

真鍮線を叩いて薄くし、アンテナ形へと削り出しました。
若干の形の違いはサイズがサイズなので、どうしても出てしまいます。もう少し形を整えたい。
T字状のSATCMアンテナは流石に作ることはできないので、初心者マーク型のアンテナ上部のみヤスリで薄くしました。
ここはあまりに小さな部品なので軸打ちは不可能。
逆に機体最後部の謎ブームと後部下のスタビライザーは0.3mmステンレス線で軸打ちしました。
派手に空いてしまったスキマはエポパテのお世話になります。

機体下のレーダーポッドも0.6mm真鍮線で軸打ちをして塗装に臨みます。

下地に黒サフを塗りキット指定のクレオス308番を塗装。
主翼を取り付けて前縁の合わせ目を埋めた後マスキングしてシルバーを塗ります。

デカール貼り付け後セミグロスのトップコートを塗り完成となりました。



やはり飛行機は飛行姿勢が一番美しいですね。
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